マルチ商法の勧誘を受けた。
まぁよくある話。
まぁよくある話。
初めての経験だったので、こういうこともあるんだなぁといったところ。
なんだか胸くそ悪いのでさらしてみます。
知り合いの女性から
「新しい仕事を始めました、音楽や趣味を一生懸命にやっている人に紹介したい仕事です。」と。
(最終的にわかったことは、僕に物を売ろうとしていたわけではなく、勧誘員として誘ったということ。これぞヘットハンティング。言葉を悪くすれば、あなたは詐欺師に最適だと。)
とりあえず、どんな内容か聞いてみると
「ネットワークビジネスです☆」と。
それって連鎖販売商法やん。マルチやん。詐欺やん。
「一度二人で会って話しませんか?」と聞かれるが、大切な休みをマルチの説明会に時間を使うなんて勘弁なので、とりあえず探ってみようと。
「ある程度調べておくので、会社名を教えて。」と返信。
「◯◯◯◯◯◯だよ。」と。そらきた!といった感じ。
「そこ知ってる!有名なマルチだよね!」と送ってみる。
「マルチってなんですか?詐欺かなにかですか?」そうです!知っているじゃないですか!
「MLMとかネットワークビジネスとか言われていない?詐欺みたいなもんだよ。その会社名とか、特商法とか検索してみなよ。」と返信。
「ネットワークビジネスです☆そんなふうにいわれているとイメージ悪いですよね。。」あくまでネットワークビジネスと主張。ううん。悪いです。
「だから、ネットワークビジネス=連鎖販売商法=マルチ商法=MLM=詐欺☆だよ。結構なので、もう連絡してこないでねー」と返信。
「ありがとうございます☆了解ですー☆」
そういうキャラ設定なのか、上からそう指導されているのか。
「ちなみに誘う時は◯◯を◯円で売りたいんだけど会えませんか?って誘わないと、特商法に引っかかるから気をつけてね!」と優しく教えてあげた。
他人の仕事を否定はしたくないので『お仕事がんばってくださいね!」と激励を送っておきました。
彼女の言い分は、この仕事は僕に向いているんじゃないかということ。すごく嬉しくないです。一緒にやったら、生活が豊かになって幸せになって、今よりも余裕のある暮らしが出来るんじゃないかと。
その「豊かさ」 は僕の望んでいる豊かさとは明らかに違う。
誘い文句の「音楽や趣味を一生懸命にやっている人に」っていうのもしゃくに触る。
本人もその音楽をやっていた人間であるはずなのに、そこで得た交流や信頼を壊してまで得る豊かさや、幸せってなんだ。余裕のある暮らしって、人を騙して得たお金で食べるごはんか。ふざけるな。
何が悲しいかって、彼女がマルチにはまったことなんかどうでも良くて、彼女にそういうふうに見られていたんだなということ。勧誘を受け断ったひとは皆そう口にする。
皆様もお気を付けください。戯言を失礼いたしました。
阿久津和也