2012年7月21日土曜日

精算機を語る(2)

なんでこんなもの作っちゃうのだろう?って思わされるものってたくさんあって。
そのひとつに、中学生が来ているような英字プリントのださい洋服があると思うんですよ。
これはまさに、それを連想させるかの様なだささ。
もちろん需要があるから、供給が伴うわけで。そこへの理解は持っておきたいわけです。
だけど、ちょいと理解し難いかなあ。と思う次第です。
あえて、ださい物をセンスの良い人が身につけた、だささを二周まわした格好良さ。みたいなものは、僕はすごく好きなのですが、これに関してはそれとは違う。
肯定はしないけれど、否定も出来ないから、ノータッチにしちゃう存在。

話が変わるのですが、この間30代の知り合いと、最近の高校生や大学生ってお洒落じゃないよね。という話をしていたのです。
確かに、一昔前はギャルがいてでっかい花を鞄につけていたり、突拍子もない格好をした学生がいたり。古着を切ったり貼ったり。あとあと思い出して恥ずかしくなることかもしれないですけれど、それって世の中に自分を発信していたと思うんですね。すごい事だと思うのです。
高校生なんて少し背伸びして、ポールスミスだったりブルックスブラザーズだったりに、手を出してみたりするもんではないのかなぁ。と。
その時は、あぁ似合わねえなぁと思いながらも、自分が成長していくことによって、それらが似合うようになる。そんな喜びみたいなものってあると思うのです。

音楽も洋服も食べ物もファスト化してしまって、大人になっても煙草も酒も安かろう悪かろうもの差し出されて、自分にとっての大切な物を選択しづらい、気づかせづらいってことなのですかね。

http://watashinoasobi.blogspot.jp/