2012年7月25日水曜日

精算機を語る(3)


これを見つけた時は流石に「おっ!」って声をあげてしまいましたよ。
だってツインタワーなんですもの。なんてバブリーなんだろうと。
僕の地元にも、幼少期にツインタワーの高層マンションが建ちました。
あれはあの時代の象徴だったんだなぁと今になって気が付かされます。
マンションだったり、アパートの名前や窓枠や柵とかで、それが出来た時代背景が見えてくるのが面白いのです。

こういうものに関しては、あまり考えないで、ただ大きいものとか、たくさんあるものとかに純粋に喜んでいたいなぁと思うんです。
たくさん並んでいるマイコンメーターとかはかっこいいし、でかい団地は興奮する。
(でもスカイツリーはどうかと思っていますが。)

大人になっていろんなことを知っていくと、余計な事を考えてしまったり、裏を読んでしまったり。面倒なことが多いわけです。
この精算機だって、二台置く必要が無いのですから。一台で済むものを置けば良いわけで。
その裏側には利権だったり、天下りだったりがあるのだろうな。とか考えてしまった。
そんな自分が嫌になりますね。

そんな事を考えないで楽しんでいただきたい逸品。
ツインタワーだ!ってことに純粋な喜びを見出していられるほうが、人間的かつ健康的ではありますよね。

あと、このタイプの精算機、だいたい屋根がないので戦い抜いた姿なものが多いのが特徴です。
(通称"野ざらし"と呼んでいます。)